自然気胸

    若年の男性(10〜30歳代)に多い病気で、肺に穴があき、肺が縮む病気です。突然の強い胸の痛み、息苦しさで発症します。軽症の場合は安静のみで治ることがありますが、多くは胸に管を入れ脱気(空気を抜く)をする必要があります。管を入れると入院が必要ですが、当院では Thoracic Vent (気胸セット)という脱気用の径4mm程のチューブを入れ、通院で気胸の治療を行っています激しい運動を除けば、日常生活はでき、通勤、通学も可能です



Thoracic Vent (気胸セット) Thoracic Vent を入れた様子

          

    2回目以上の気胸及び上記の気胸セットを入れ1週間以上空気漏れが続く場合は手術が必要です。手術は胸腔鏡(カメラ)を使い、約1.5cmの傷 2カ所で手術を行っています。これにより手術後の痛みは軽く、また体への侵襲(ダメージ)も少ないため、早期退院、早期社会復帰が可能です。

    当院では、手術前日に入院していただき、順調に経過すれば翌日に退院可能です (最短で3日の入院ですみます)。

    胸腔鏡による気胸の手術の問題点に再発があります。当院では再発の起こりやすい肺の先端部に吸収性のシートを貼り付け、再発の予防を行っています
  最近の200例での術後の再発率は 3 %です


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